エドワード・バッチ博士の哲学
英国のエドワード・バッチ博士(1886∼1936)は、フラワーレメディを完成する 以前から 高い評価を受けていた 細菌学者でホメオパシー(同種療法)研究家でもありました。ロンドンのハーレイ・ストリートで医師として確立してきた
今までの地位と 名誉を捨て 1936年に 亡くなるまでの6年間を シンプルで自然な 治療法を探すことに すべてを注いだのです。感受性が強く、直感的にすぐれ、霊的な面(シャーマン的資質)を持ち合わせていた バッチ博士自身も
重い病気にかかる体験もあり ホリスティックな考え方に基づいていました。
< エドワード・バッチ博士の言葉 >
「 汝自身を癒せ 」
「心と体は 切り離すことはできない。自我や欲望に流されていては何も見えてこない。本来の自分の内側の声に耳を傾けないと 本来の自分から、どんどんかけ離されてしまい そして内面に葛藤が生まれて その結果体にも悪い影響を与えてしまう。」
こうしてエドワード・バッチ博士によって 開発された 38種類&1種類(レスキュー
レメディ)の39種類のフラワーレメディは、80年以上経った今でも 世界中の多くの人たちに広まっています。
エドワード・バッチ博士の2つの著作「バッチ博士の遺産」の中に
このようなことが記載されています。
第4章から
「すべての病気の 最も大きな原因の一つに 自己愛と呼ばれるものがあります。
すべての苦痛を 癒し得るもっとも確かな方法は、一つには、この自己愛を 他人に対する献身に かえることです。周りの人を愛し、思いやることに夢中になり、知識を蓄え 他人を助けるために 努力することが楽しめるようになれば
私たちの悲しみや苦しみは、すぐに消えていきます。人のために 自分の利益を捨てることは 私たちの最終的な目的です。神が人生で、どのような立場に 私たちを配置するか 重要ではありません。商業に従事しているか、専門的職業に従事しているか 金持ちか貧乏か、君主か 乞食かに 一切拘わらず 誰でも それぞれの天職を遂行することができますし
兄弟愛を伝えることで、まぎれもなく、周りの人々を幸せにすることができます。大多数のひとは、そのような完全な状態に到達する前に 紆余曲折を経験しなければなりませんが 今 説明したような努力を 精いっぱい重ねれば
誰もが驚くような早さで、前に進むことができます。」
……続く
シンプルな癒し手
シンプルさ、単純さ♪
まず複雑さを学んでから、あらためてシンプルさを 知るようなことがあります。色々と試行錯誤しながらも、あちらもこちらも取り入れそして取り出し…。いつのまにか 複雑に絡み合いながら…そこには、まわり道しながらもどれだけの情熱があったのだろう と計り知れないです。繰り返し繰り返し
失敗しても 全て最後の成果に繋がるための 必要な出来事だったりしたのです。癒し手のバッチ博士のことだから とても温和な穏やかなお方だと思っていました。実は、短気で情熱的。そして意思が強い 頑固さも持ち合わせたような バイタリティ溢れた人でした。と言うのもエドワード・バッチ博士の生涯を感じてみると…。バッチ博士は、とても直感的な人で「コレだ!」と思えば、そちらへと まっすぐな信念持って
突き進む人でした。病気で苦しんでいる人たちを 助けること一心に、ご自分の人生を 捧げてきたような人です。細菌学者でもあり、ホメオパシー(同種療法)研究家だった バッチ博士は、その「病気」を治すのではなくて「患者自身を治す」と言う信念を 抱きながら 強い使命感を持って一生を貫いて生きた人でした。あるときバッチ博士は、人々の性格形成(タイプ)や気質に 病気と繋がる
何か?があることに気が付きます。その日の気分(ムード)によっても 感情や精神は、日々違っていきます。そしてバッチ博士は、名誉や地位も捨ててまで、植物と人間観察へとさらに研究を進めていくのです。どんどん五感以上のことが 研ぎ澄まされていく バッチ博士は、最終的にとてもシンプルな方法で、野生の植物と岩清水から38種類のフラワーレメディを作り、多くの病気に苦しんでいる人たちを
治癒していきました。このようなバッチ博士の生涯を感じながら…とても共感してしまう何かがあり バッチフラワーを学びたい!と思う理由の ひとつともなりました。安心できるためには、どんな方が、どんな風に作られて、心身に取り込んだあとに どのように心と身体に作用するのだろうか? と知りたいと思いました。バッチ博士は、今後の世界を 予見していたのでしょう。「 後世に シンプルに
そのままを伝えていきたい。」というバッチ博士の意志がありました。そのシンプルなその想いを大切にしながら 純粋に 心(感情・精神交え)を見つめるため 対話を通して バッチフラワーレメディを選んでいく コンサルテーションとなります。話すことで 心の奥底に溜まっていた モヤモヤ、今まで抑えてきてしまった感情を
バランスさせることで、心身が整理され スッキリされることもあります。