松ヶ崎城(創建:15世紀後半~16世紀前半頃)は
千葉県柏市松ヶ崎字腰巻にあります。
JR常磐線 北柏駅から北西に向かって 徒歩約10分
小高い丘に その城跡が出現します。
2004年(平成16年)7月1日 柏市指定文化財(史跡)に 指定されました。
多くの人たちのご尽力により 保護され 現在は とても
きれいに 整備されています。
西側の入口から入り 城内へと進みます。 北へ 東へと… なだらかな斜面に沿って 歩いていくと
東側に 階段が見えてきました。
城内の 北側から東側にかけて 河津桜が 植えられ
ています。
2月初旬から 河津桜が ちらほらと咲き始めていました。通り沿いから ピンク色に染まった桜が 景観を明るくしてくれました。
階段を登ると 正面向こうには 物見台です。
その位置から 西から北の方角へと移動した景色♪
階段上り 目の前 南の方角に 柵が設置されています。
城跡地には、様々な植物が生育されています。^^
門跡
門跡から 南西から 西の方角を見た景色です。
大型の2本の門柱だけが この位置に建ち 発掘結果では 神社の鳥居のような建ち方だったようです。
松ヶ崎城は、城郭は残されているものの 不思議なのは 城主がいない? 建物跡がない?
神社の鳥居のような門 松ヶ崎城は 一体どのような 城だったのでしょう?
門跡から 城に入ったような気持ちになってみました。^^
物見台(ものみだい)
一番大きく高い古墳 (1号墳)に 土を盛り 物見台 (周囲の監視用施設)として使用した場所
松ヶ崎城内には、古代の墳墓 (円墳)が3基あります。
柵がある位置は、南側の物見台後ろあたりです。
土塁 (どるい)
敵や動物など侵入を防ぐための 土で築いた防御用施設
曲輪(くるわ)
城内中心的空間のところに 本曲輪と 南側に 曲輪があります。
城の関係者や物資の集まる中心的な空間
どのような人たちが集まっていたのでしょうか?
土塁 (土で築いた防御用施設)の位置が分かるように 目印がありました。
物見台から離れ 南へ 西へと 歩いていきます。
虎口(こぐち)
城郭の要となる出入り口
城内には、北東と南と西に 3つの虎口があるそうです。
西側は 「食い違い(くいちがい) 虎口」で 手前に 堀があり 土橋 (堀を横断する土の提) があったそうです。
西側の堀(ほり)
西側と北側には 水のない堀 (空堀)があります
西側の堀から離れ 西側へと向かいます。
… 城外(住宅地)となってしまいましたので
再び 西側の堀の方へ戻りました。
次回へと つづきます♪